紹介する本はこちら
みなさん、こんにちわ!いつも読んでくださりありがとうございます。
紹介する本はマーカス・フィスターさんの「にじいろのさかな」です。
海の様子とキラキラ光るうろこがとてもきれいで目を引く絵本です。
内容については賛否があるので、気になっている方の参考になればと思います。
内容
にじいろにかがやくうろこをもった、美しいさかな=にじうおが主人公です。ある日、出合った魚にきれいなうろこを1枚くれない?と問われますが、冷たくあしらいます。それから、にじうおを相手にする魚はいなくなります。にじうおは助言を受けて、魚たちにきれいなうろこを1枚ずつ分けあたえます。にじうおはたくさんの魚にうろこをあげたので、きれいなうろこは1枚だけになりました。だけど、魚たちと仲良くなることでにじうおは幸せな気持ちになりました。
要約するとこんな感じです。
感想
最初はプライドが高くて冷たい態度で周りをよせつけなかったにじうおが寂しい思いをし、自分の態度を見直して、相手の要求に応えることで自分が求めていた仲間ができる。そして最終的に本人が幸せになったので悪い内容だとは思いませんでした。
しかし、なぜ理由もなく自分のものをあげないからといって仲間はずれにされるのか?うろこをあげたら態度を一変させる魚たちに違和感を感じる。にじうおはそれで本当に幸せなのか?といった意見があることもレビューを読んで知りました。なるほど、、言われてみればそういう見方もできるな、と思いました。
賛否あるということは、内容についていろんな感想を持つことができるということなので、こどもに率直にどう思う?●●ちゃんならうろこあげる?うろこを何かに置き換えたらどう?例えば、「お金」「おかし」「やさしい言葉」とか?…会話のきっかけにするのもいいかなと思います。
そしてなにより挿絵の美しさは唯一無二です。きれいなうろこはグリッターの紙が張り付けてあり本当にキラキラです。目で楽しめることは間違いなしです。
あとがき
こちらの本を知ったきっかけはこどもが保育園から持ち帰ってきた制作のモデルになっていたからです。にじいろのさかなを表現したちぎり絵はとてもカラフルできれいでした。気になる方は是非手にとってみてください。
それではまた!
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