ルラルさんのにわ|いとうひろし

絵本

紹介する本はこちら

みなさんこんにちわ!いつも読んでくださりありがとうございます。
紹介する本はいとうひろしさんの「ルラルさんのにわ」です。
ルラルさんの絵本シリーズの1作目で、シリーズを通して登場する動物たちとルラルさんの出会いが描かれています。

ルラルさんは、芝生の庭が自慢です。毎日手入れをしている自分だけの庭。
ねこでも犬でもトカゲでも、庭に入ろうとすれば、得意のパチンコで追い払います。
ある日、庭にワニが寝転んでいましたが、かみつかれたら怖いので様子を見ているとワニに「なぁ、おっちゃん!ここにねそべってみなよ。」と話しかけられ芝生に寝そべると・・・。


感想

ちょっと近寄りがたい印象のルラルさんが、芝生に寝そべるとうっとりとした表情になり急にかわいく見えてきます。最後のページは、ルラルさんは動物たちと庭の芝生を共有して寝そべっています。言葉はなくてもみんなの幸せな時間が静かに流れている様子はなんとも癒れます。
大きな感動ではないけど、ほっと心が緩む素敵なお話です。

あとがき

3才の長男の反応はそれほどなのですが、、わたしはルラルさんの絵本の大ファンです。
いとうひろしさんの挿絵が個人的にとってもツボなんです。かわいい。
主人公がおじさんっていうのも、何考えているのかな?となんだか気になります。
マイペースな動物たちに振り回されつつ、自分の感情とうまく付き合うルラルさんは見てて気持ちが良くこんなおじさん(おばさん)に私はなりたい、と思ってしまう不思議な存在です。
また、ルラルさんの絵本シリーズをご紹介したいと思います。
それではまた!

コメント

タイトルとURLをコピーしました